【風船式の堰(せき)!?(ゴム堰)】豪雨後の様子が気になって「西除川」へ行ってきた

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大西 堂文

退職後、73歳まで地域社会における義務を果たし、現在は余生を楽しむ。特技はないが、もっぱら探鳥、釣り、ダンス、卓球、菜園など好きなことに熱中している。
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一昨日(2019年8月19日)の豪雨後の様子が気になって、西除川へ行ってきた。

普段の半田井堰(いせき)

普段の様子

普段は上記写真奥(赤矢印)のように、せき止められているのだが、この日は・・・

【ゴム堰(せき)】8月19日の豪雨後の様子が気になって「西除川」へ行ってきた-(2)
半田井堰(せき)は開放され、上流の水も抜けて、綺麗な水が流れていた。

こんな状況を初めて見たが、気が付くと・・・

風船式の堰に空気が送り込まれ、約15分でこれまでの風船式の堰ができた。

【ゴム堰(せき)】8月19日の豪雨後の様子が気になって「西除川」へ行ってきた-(3)

近くで作業をしていた係の人に聞いてみると、『この堰は豪雨を察知すると、上流域の浸水を防ぐために、自動的に空気が抜けて、堰が解放される仕組みになっている』そうだ。

とすると、普段は上流域の田圃の水を確保するために、せき止めているのだろうか?

 

ゴム引布製起伏堰とは

当記事で『風船式の堰』と記載している、ゴム引布製起伏堰(ゴムひきぬのせいきふくぜき)とは。

普段は、空気または水でゴム(袋体)を膨らませ川をせき止めているが、増水した際には洪水が速やかに流れるようにゴムを萎(しぼ)ませる事が出来る堰の事です。

ゴム堰・バルーンダム・ファブリダム(住友電気工業の登録商標)ともいいます。

※膨らませる・・・起立。萎ませる・・・倒伏。

大阪狭山市「西除川が光るとき」

2019.07.16

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掲載内容は2019年8月25日(日)時点の情報です。

掲載内容はできる限り正確に保つように努めていますが、最新の情報と異なる場合があります。
【ゴム堰(せき)】8月19日の豪雨後の様子が気になって「西除川」へ行ってきた-(2)

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